スペインの陶器の壁掛け花瓶が2つある。
スペインの壁掛けの絵皿も玄関に飾っている。
日本では考えられない、大胆な色使い、柄で明るくなる。
母のものだ。
陶器なので重たい。
ぶら下げるには、しっかりした金具がいる。
花瓶はあまり活用していなかったが、ドライフラワーを飾ってみた。

【今日の花】キバナセンニチコウ
真っ赤なポンポンみたいなかわいらしい丸い花。
お店でも目を引いた。
初めてみた。
センニチコウに似ているが背が高い。
何より赤い色がかわいい。
面白いので買ってみた。
センニチコウと違い、耐寒性があって高さは1メートルくらいになるらしい。
花期は7~10月頃とまだまだ楽しめる。
紅色の部分は花ではなく苞で、中から5弁の黄色い小花が出る。
葉は対生し、細長く全草に毛が生えており白みを帯びている。
そんなに背は高くならないで欲しいが、見るからにドライフラーにして!と言っているよう。
かさかさしていて、ベニバナみたい。
晴れた日に切って、ドライフラワーにしてみよう。
壁掛け花瓶
2つの壁掛け花瓶。
あまり重いものはかけられないので、ドライフラワーを入れていた。
見るとかなり古くなってさみしそう。
早速、カシワバアジサイとアジサイの作ったばかりのドライフラワーを飾ってみた。
少しみどりが欲しいいので、庭から伸びすぎたハツユキソカズラをちょっと飾ってみた。
そのままでドライフラワーになりそう。
ドライフラワーも時々変えてみよう・

花瓶だと思うが、手紙や葉書などを入れる状差しにも使えそうだ。

裏には、なにやらスペイン語で書いてある。
調べたが、スペインのハエンの陶器みたいだ。

スペインに行った時、行くところ、ところで、その地方の陶器があった。
日本で言えば、有田焼、信楽焼、清水焼、織部焼、志野焼、益子焼などなどだろう。
しかし、観光客にはスペインの陶器としてしかその差はよくわからなかった。
バレンシア焼き、ムルシア焼き、ハエン焼き、グラナダ焼き、セビリア焼き、コルドバ焼き、トレド焼きなどあった。

その地方の差をもっと知っていたら、面白かったと思う。
明るいスペイン『ハエン焼き』
これは、ハエン焼きらしい。
スペイン・アンダルシアの小さな町。
柄が大胆で色も楽しい。

同じ形で色違い。
アジサイを活けてみた。
まだ、ダルマアジサイは咲いている。

水も思ったより入り、生花でも十分楽しめそうだ。

玄関に飾っている絵皿。
花柄の絵が明るい。
日本の陶器とは全く違う、華やかさだ。
日光に当たっているので、色が薄くなってしまったようだ。
本当に、その土地その土地の文化を感じる。
このような違いに気がつくと、陶器の面白さが増していく。
白と青の『グラナダ焼き』

絵皿は、玄関のラティスにぶら下げている。
これは、グラナダ焼き。
アルハンブラ宮殿など世界遺産のある、スペイン最大の観光地グラナダの綺麗な焼き物。
無地ベースに藍色や深い緑色を使った絵が描かれている。
職人が一枚一枚、筆で描いているので、全く同じというものがない。
細かなデザインの違いはあっても、「ザクロ」が描かれている。
「グラナダ」とは、スペイン語でザクロを意味する。
豆皿から大きな器まで、色が素敵だ。

デザイン、色共に好きだ。
ツヤツヤな焼き物『セビリア焼き』
アンダルシア地方代表。ツヤツヤな焼き物「セビリア焼き」
特徴は、クエルダセカ技法とよばれる伝統的な手法。
素焼きの状態で、職人が一筆一筆絵を描き、その絵の隙間をエナメルで埋めていき、焼成。
ゴールド色を使ったりエナメルのつやも出て、鮮やかな色彩がさらに輝いて見える。
本物のK24金を使用した高級なのもある。
セビリア焼きは、表面がボコボコしているので料理皿よりは、壁掛け絵皿や時計などに向いている。
コルドバ焼き
スペインの南の街、コルドバ。
暖かくて気持ちのいい街だったと記憶している。
昔行ったHISパック旅行は、バルセロナから入り、アルハンブラ宮殿を見て、セビリア、そしてコルドバそしてプラドというツアーだった。
陶器のおみやげ屋さんがどこもたくさんあった。
日常使いの陶器は、必需品。
また王族たちは、権力の象徴として進化していったのだろう。
距離はそんなに離れていなくても、独特の個性的な土地の匂いがする。
コルドバ焼きは、カラーバリエーション豊富な個性的な色使い、凹凸のある繊細なデザインだ。
今度スペインにいくことあれば、お土産として買いたい。。
【今日の絵】アメ

qoosol
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